横浜の商業施設テナントの集客|駅ビル・SC出店店舗のGoogleマップ×SNS戦略【2026年版】
横浜は、日本でも有数の「商業施設テナントの街」です。横浜駅の駅ビル群、みなとみらいの大型商業施設、郊外のショッピングセンター、地下街──路面店より施設内店舗のほうが目立つエリアも珍しくありません。ところが集客のノウハウは路面店を前提にしたものばかりで、テナント側の視点で書かれた情報はほとんどありません。この記事では、施設の中で埋もれないための集客を、Googleビジネスプロフィールの作り方(施設名の扱いは要注意です)から、施設名検索の取り方、施設のキャンペーンと連動させたSNS活用まで、施設との協業実績がある立場からまとめました。
テナントは路面店と集客の構造が違う
商業施設に出店する最大のメリットは、施設そのものが集客してくれることです。駅直結の施設なら、通勤・買い物の動線に自動的に乗ります。一方で、そこには裏返しの構造があります。
| 観点 | 路面店 | 商業施設テナント |
|---|---|---|
| 来店のきっかけ | 店を目的に来る/通りがかり | 施設に来たついでが多く、店の名前を知られないまま利用される |
| 検索での見え方 | 店名・エリア名で自店が出る | 施設の公式サイトやフロアガイドが上位を占め、自店が埋もれる |
| 営業の自由度 | 自店で決められる | 営業時間・販促に施設のルールがある |
| 強み | 看板・外観で存在を示せる | 施設の集客力とイベントに乗れる |
つまりテナントの課題は「人が来ないこと」ではなく「自店として認識されないこと」です。ついでに寄られただけの人を、次は店名で検索して来る人に変える。ここが集客設計の中心になります。
テナント特有の4つの課題
- ① 施設のフロアガイドに埋もれる/施設の公式サイトは強く、店名で検索しても施設のページが先に出ることがあります。そこには最低限の情報しか載っていません
- ② 入口・フロアが分からない/「行き方が分からない」は、横浜の施設テナントで最も多い離脱理由のひとつです。地下街や複数のビルが連絡通路でつながる横浜駅周辺では特に顕著です
- ③ 営業時間が施設に従属する/休館日・短縮営業がGoogleマップに反映されていないと、閉まっていた=低評価に直結します
- ④ 販促に施設のルールがある/館内撮影、キャンペーン名やロゴの使用、SNS投稿の可否。知らずに進めて差し戻しになるケースが少なくありません
Googleビジネスプロフィールの作り方(テナント版)
ここが最重要です。テナントならではの注意点を、Googleのガイドラインにもとづいて整理します。基本的な設定手順そのものは横浜でGoogleマップ上位表示させる方法で解説しているので、ここではテナント固有の論点だけを扱います。
店舗名|施設名の「括弧書き」は違反、正式店名ならOK
ビジネス名に登録してよいのは、看板やお店の表示で実際に使っている正式名称だけです。ここに施設名を「後から足す」のは違反にあたります。
| 登録例 | 可否 |
|---|---|
| ◯◯珈琲 ルミネ横浜店 | OK/看板の正式名称が「〜店」まで含むならそのまま登録できます |
| ◯◯珈琲(△△ショッピングセンター内) | NG/正式名称にない情報の付け足しはガイドライン違反。プロフィール停止の可能性 |
| ◯◯珈琲 横浜駅直結・8F | NG/所在地やキャッチコピーの追加は認められていません |
住所・フロア|施設の表記に合わせて統一する
建物名やフロアの書き方は、施設の公式表記に合わせて全媒体で統一します。自店サイト、SNSプロフィール、予約サイトで表記がばらばらだと、Googleが同一店舗だと判断しにくくなります。「◯◯ビル 8F」「8階」「8F」の揺れも、揃えておくに越したことはありません。
写真|「たどり着ける写真」を最優先で入れる
- 最寄り出口から見た施設の外観(「この建物です」が分かる)
- フロアの案内板・エレベーターホール(何階に上がればいいかが分かる)
- 店舗前の通路からの引きの写真(どの並びにあるかが分かる)
- 店内・商品・メニュー(ここは路面店と同じ)
路面店なら外観1枚で済むところを、テナントは「駅から店の前まで」を写真で案内するつもりで揃えます。これは順位対策というより来店率を上げる施策です。
営業時間|施設の休館日を「特別営業時間」で先に入れる
年末年始、施設の設備点検日、短縮営業。分かった時点で特別営業時間に入力しておきます。「行ったら閉まっていた」は低評価の口コミに直結するため、テナントでは特に重要な項目です。
属性|施設の設備も自店の武器になる
駐車場、ベビーカー・車椅子でのアクセス、多目的トイレ。施設の設備であっても、利用できるなら属性として設定しておくと検索の条件に引っかかります。子連れ・シニアの来店が多い業態ほど効きます。
施設テナントの集客、無料でご相談ください
「施設のルールの範囲でどこまでやれる?」というご相談も歓迎です。商業施設との協業実績がある立場からお答えします。
無料で相談する「施設名+業種」の検索を取りに行く
テナントには、路面店にはない特有の検索が発生します。「ルミネ横浜 カフェ」「マークイズ ランチ 子連れ」「そごう横浜 レストラン 個室」のように、施設名から探す検索です。店舗名に施設名を入れられない以上、ここは別の場所で拾います。
- ① ビジネスの説明文/「◯◯(施設名)8階にある、◯◯専門店です」と自然な文章で。ここは750文字程度書けます
- ② 最新情報の投稿/「◯◯(施設名)のセール期間中は〜」など、施設のイベントに触れた投稿は自然に施設名が入ります
- ③ 口コミ/お客様が施設名やフロアに触れてくれると強い。POPに「◯◯店」と正式店名を書いておくだけでも含まれやすくなります(口コミを増やす方法)
- ④ 自店サイト・SNSプロフィール/アクセス欄に施設名と最寄り出口からの導線を明記
さらに、施設内の「席数」「個室」「テイクアウト可」といった用途の言葉を組み合わせると、目的から探している人に届きます。横浜駅・みなとみらいのような激戦区でビッグワードを正面から狙うより、こちらのほうが現実的です。
【横浜】施設タイプ別の考え方
| タイプ | 代表例 | 集客の勘所 |
|---|---|---|
| 駅直結の駅ビル・地下街 | 横浜駅周辺の駅ビル群、地下街 | 通勤・乗換動線。時間帯で客層が総入れ替えする。朝・ランチ・退勤後で投稿の内容を変える。最寄り出口からの導線案内が最重要 |
| 大型商業施設 | みなとみらいの大型施設 | 滞在時間が長く、目的来館が多い。休日はファミリー・カップル。写真とSNSの世界観が効きやすい |
| 郊外のSC | 新横浜・港北・たまプラーザ・都筑エリアの施設 | 地元の反復利用が中心で競合密度は都心部より低い。口コミの積み上げで上位を取りやすい。駐車場・子連れ対応の情報が刺さる |
| 観光地の商業施設 | みなとみらい・中華街・元町周辺 | 遠方客・インバウンドが多く、距離の離れた検索者にも表示される必要がある。口コミ件数と評価(視認性)とSNS露出が効く |
エリアごとの競合密度の違いは横浜でGoogleマップ上位表示させる方法で詳しく整理しています。あわせてご覧ください。
SNS・PRは施設のカレンダーに合わせる
テナントのSNS活用で、いちばん費用対効果が高いのは施設のキャンペーン時期に合わせることです。施設が広告を打ち、来館者が増えているタイミングに自店の発信を重ねると、同じ投稿でも反応がまったく違います。
- ① 年間の販促カレンダーをもらう/セール、周年、季節イベントの時期。分かれば逆算して準備できます
- ② 販促ルールを確認する/館内撮影の可否、キャンペーン名・ロゴの使用、SNS投稿の条件。先に確認しないと差し戻しになります
- ③ 施設公式との併用を考える/施設の公式SNSは掲載が順番待ちで、1店舗にかけられる分量にも限りがあります。自店発信や外部メディアでの露出と併用するのが効率的です
- ④ 施設のイベントに乗せてPRする/私たちの実績でも、施設のキャンペーンと連動させた企画が最も反応が良く、同じ施設と年に複数回ご一緒することが多いパターンです
個人のインフルエンサーに依頼する場合も、施設内店舗は「どこから入るか」まで案内しないと当日たどり着けないことがあります。依頼の実務は横浜でインフルエンサーにPRを依頼する方法にまとめました。
見るべき数字
| 指標 | テナントでの見方 |
|---|---|
| 表示回数 | プロフィールが何回見られたか。まずここが動くかを確認 |
| 検索語句 | 施設名で検索されているか、目的(ランチ・個室・子連れ)で検索されているかを確認できる |
| ルート検索 | テナントでは特に重要。「行き方が分かった人」の数に近い |
| 指名検索の伸び | 店名で検索される回数。「ついで来店」が「目的来店」に変わったかの指標 |
【参考】横浜店舗集客ラボのサポート
当サイトを運営する横浜店舗集客ラボは、MEO対策とインスタPRの2本柱で横浜の店舗集客を支援しています。CIAL横浜・横浜ポルタ・横浜シンフォステージをはじめとする商業施設との協業実績があり、施設側の販促の動き方を踏まえた設計ができるのが強みです。
| サービス | 内容 |
|---|---|
| MEO対策 | 月額3万円+初期3万円(税抜)/最低6ヶ月。初期構築・投稿代行・人力の口コミ返信・月次レポート。3ヶ月で表示回数が増えなければ全額返金 |
| インスタPR | フォロワー7.5万人の横浜メディアで紹介。6.9万円〜、全プランに最低保証PV付き。グルメ以外(体験・イベント・物販)の実績も多数 |
なお、Instagramのアカウント運用代行は行っていません。「施設に来た人を、店の名前で来る人に変える」ための、地図とメディアの設計に特化しています。
施設内店舗の集客、無料で診断します
現在のGoogleビジネスプロフィールを拝見し、施設テナントとして直すべき優先順位をお伝えします。ご相談・お見積りは無料です。
無料相談ページへよくある質問
Googleビジネスプロフィールの店舗名に、施設名を入れてもいいですか?
施設の公式サイトに掲載されているので、自店のGoogleビジネスプロフィールは不要では?
営業時間が施設の営業時間に合わせて変わる場合はどうすればいいですか?
同じ住所に何十店舗もありますが、Googleマップで不利になりませんか?
施設のイベントやセールに合わせて発信したいのですが、注意点はありますか?
施設の公式SNSで紹介してもらえれば十分ではないですか?
まとめ
商業施設テナントの集客は、「施設に来た人を、店の名前で来る人に変える」という一点に集約されます。施設の集客力は最大の資産ですが、それに乗っているだけでは店として認識されません。
- テナントの課題は「人が来ない」ではなく「自店として認識されない」
- 店舗名への施設名の括弧書き追加は違反。看板どおりの「◯◯店」ならOK
- 施設名は説明文・投稿・口コミ・自店サイトで自然に含める
- 写真は「駅から店の前まで」を案内するつもりで。ルート検索が伸びる
- 休館日・短縮営業は特別営業時間に先入力。低評価の予防になる
- SNS・PRは施設の販促カレンダーに合わせるのが最も効率的(ルール確認が先)
まずGoogleマップ側を整えたい方は上位表示させる方法と口コミを増やす方法を、外注を検討する段階の方はMEO対策会社の選び方をご覧ください。
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